化粧ポーチ軽量化作戦、多機能やプチサイズを狙え

Beauty

 財布にスマートフォン、折りたたみ傘。持ち物が多くて困るという人も多いのでは。外出先での化粧直しには、かばんに入る軽くて多機能な化粧品が便利だ。上手に活用し、身軽に出かけたい。

かばんの重さの平均2.6㎏、化粧ポーチはぱんぱん

 化粧品会社パラドゥの調査によると、女性のかばんの重さは平均2・6キロ・グラム。その中身で財布に次いで重いのが、化粧ポーチという。

 口紅やファンデーション、アイブローペンシル、チークなど、化粧ポーチはいつもぱんぱん。容器にこだわった商品も多い。大きな装飾が施されたものや、ガラス容器入りのものもある。かさばったり、重たかったりするため、持ち運ぶには気が引ける。

 パラドゥは、ポーチにすっきり入る「お出かけ」サイズの化粧品をセブン―イレブンで販売している。ファンデーションやアイライナーなど8点をそろえても116・5グラムとほとんどのスマホより軽い。機能やデザインはシンプルだが、崩れたメイクの上から重ねてもきれいに発色するように、色味などを工夫している。

 小さくすることで使い切りや、試し使いの需要も取り込みたい考えだ。

 資生堂は2月に、高価格帯ブランド「SHISEIDO」からミニサイズの口紅「ルージュルージュ ピコ」(税込み希望小売価格1944円)を発売。サイズは従来品の半分ほどだ。「小さくすることで使い切りやすくなり、新たな色にも挑戦してもらえる」(広報)とみる。容量は2・2グラムと少ないが、高価格帯の化粧品を比較的買い求めやすい価格に抑えて購買層を若い世代に広げる狙いもある。

 カネボウ化粧品も「メディア」ブランドからファミリーマートとサークルK、サンクスで携帯に便利な商品を展開。カード型のミニファンデーションなどのほか、3月には小さなサイズの口紅も発売した。パーティー用の小さなバッグにも忍ばせておける。

重宝な多機能化粧品

 多機能な化粧品も重宝する。コーセーは3月、パウダーファンデーション「雪肌精 スノー CC パウダー」(税込み想定価格3456円)を発売した。下地なしで毛穴や色ムラを自然にカバーする。別売りのスポンジ(同540円)は片面が起毛で、厚塗りにならずにふんわりと仕上げることができる。朝の化粧にも、日中の化粧直しにも対応できるという。

 ロート製薬には、一つで複数の役割をこなす「スガオ スフレ感アイカラー」(同1080円)がある。アイカラーのほか、チークやハイライトなどとしても使用できる。色をまとめることで、顔全体の統一感も生まれそうだ。

 暖かくなってくると、外出も増える。あたたかな日差しのもと、汗ばんで化粧が崩れてしまうこともある。バッグに小さなコスメを忍ばせ、いつでもきれいにいたい。(福島春菜)