糖質制限中に果物を食べるのはNG?

太らない食べ方 新常識クイズ

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 近年、ダイエットを目的とした「糖質抜き」の食生活が注目を集めています。糖質オフにすることで、短期間にダイエット効果が出やすいのは確かです。太らないためには、カロリーよりも糖質に注意する方が大事です。糖質は血糖値を急激に上げやすいからです。

 「糖質を取ると太るのであれば、果物も全部NGなの?」と気になっている人も多いでしょう。果物には「果糖」や「ブドウ糖」と呼ばれる甘みが含まれています。デザートに果物を食べるか、食べないか……、あなたならどうしますか?

 太らないための「食べ方」に基づいた、「どっち対決」クイズです。あなたはどちらを選びますか?

 問題:果物を食べないVS.果物を食べる

 

 果物の甘みは種類によるものの「果糖」と呼ばれるものが60パーセント。果糖はGI値(グリセミック・インデックス。炭水化物が消化されて糖に変化する速さを表す数値)が低く、血糖値を上げにくい糖質なのです。

 しかも果物は食物繊維が豊富で、ビタミン類も数多く含まれています。果物に含まれる食物繊維が消化と吸収を抑えてくれるので、食後の血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。

 ただし、ブドウやパイナップルのようにブドウ糖やショ糖の多い種類もあるので、気をつけてくださいね。

 果物は太らない食事のために、積極的に食べていただきたい食品の一つです。特にオススメしたいのはキウイです。1個約70キロ・カロリーとカロリーが低く、ビタミンCやEがたっぷりで、カリウム、カルシウムも多く、老化予防にも効果的です。ぱかっと切って、スプーンですくって食べられる手軽さもいいですね。

 答え.果糖の多い果物は食べても大丈夫

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足立香代子(あだち・かよこ)
管理栄養士

 臨床栄養実践協会理事長。せんぽ東京高輪病院(現・東京高輪病院)名誉栄養管理室長。中京短大家政科食物栄養専攻卒業。講演会などを通じ、管理栄養士の育成にも尽力。主な著書に『太らない間食』(文響社)、『最新! 太らない食べ方「食べないでやせる」は大間違い!』(廣済堂出版)など。

一般社団法人臨床栄養実践協会

 『最新! 太らない食べ方「食べないでやせる」は大間違い!』
(廣済堂出版/918円・税込み)
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