低脂肪と高脂肪、アイスを食べるならどっち?

太らない食べ方 新常識クイズ

 間食はダイエットの大敵と考えている方は大勢いるでしょう。しかし、空腹感を抱えたまま夕食をとると、食べ過ぎて、むしろ太る可能性があります。間食は適切にとれば、健康的で太らない生活のサポート役になってくれます。

 たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルといった栄養素は健康維持には欠かせないものです。中でも、脂質は大切な栄養源。脂質の不足は空腹感の原因にもなります。脂肪分を極端に避けてしまった結果、ダイエットで挫折やリバウンドしてしまう人もいます。

 太らないための間食のルールに基づいた、「どっち対決」クイズです。あなたはどちらを選びますか?

 問題:低脂肪ラクトアイスVS.高脂肪アイス

 

 低脂肪ラクトアイスは110キロ・カロリー(100グラム)、高脂肪アイスは210キロ・カロリー(100グラム)。カロリーだけで考えれば、高脂肪アイスを敬遠しがちです。しかし、炭水化物は低めで、脂肪分が高い分、高脂肪アイスは食べたときの満足感があります。また、乳脂肪には、たんぱく質やカルシウム、ビタミン類など、必要な栄養素がバランスよく含まれています。

 一方、低脂肪ラクトアイスは、乳脂肪を減らし、植物油で脂肪分を補っているため、カロリー的には低くても、たんぱく質の少なさと“腹持ち”の点で間食には不向きです。

 とはいえ、食べ過ぎは太る原因になります。食事をきちんと食べたうえで、間食に少量のアイスクリームで空腹感を抑えるのがダイエットのコツです。

 答え.ダイエット向きなのは、高脂肪アイス

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足立香代子(あだち・かよこ)
管理栄養士

 臨床栄養実践協会理事長。せんぽ東京高輪病院(現・東京高輪病院)名誉栄養管理室長。中京短大家政科食物栄養専攻卒業。講演会などを通じ、管理栄養士の育成にも尽力。主な著書に『太らない間食』(文響社)、『最新! 太らない食べ方「食べないでやせる」は大間違い!』(廣済堂出版)など。

一般社団法人臨床栄養実践協会

『最新! 太らない食べ方「食べないでやせる」は大間違い!』
(廣済堂出版/918円・税込み)

 太らないために油や肉をひかえた食事にしたり、間食やおやつをがまんしたりすると、かえって太りやすくなるという衝撃の事実。太らず、体にもよく、心も満たされる食事や間食の夢のようなルールを最新の栄養学に基づいて紹介。健康診断ではわからない「血糖値スパイク」(食後に血糖が急上昇すること)の害とその予防にも触れ、わかりやすく解説します。