夕食の食べ過ぎを防ぐには、「間食」を取り入れるのがベスト。「でも、間食したら太るから……」と多くの人が思っているのでは。それは、間食=甘い物やスナックというイメージがあるから。「間食だからお菓子を食べる」という発想から離れ、不足しがちな栄養素を補うと考えてください。オススメの間食は「乳製品」「卵」「ナッツ類」「フルーツ」の4種です。
それでも、「甘いスイーツが食べたい!」という人もいるでしょう。間食で太らないためにはコツがあります。糖質の代謝を促すため、たんぱく質や脂質と合わせて食べましょう。また、「小腹が空いた感」を満たすため、はら持ちのよい物を選びましょう。間食は適切にとれば、健康的で太らない生活のサポート役になってくれます。
どっち対決クイズ
太らないための間食のルールに基づいた、「どっち対決」クイズです。あなたはどちらを選びますか? 太らないのはどっち
1.シュークリーム
2.どら焼き
「洋菓子よりも和菓子の方がヘルシー」と思ってしまいがち。ところが、太らない間食の観点からすると、NGなのは「どら焼き」の方。厚い皮の中に甘いあんこが挟まった「どら焼き」は糖質のかたまりで血糖値を上昇させやすいからです。対するシュークリームは皮が薄く、クリームからたんぱく質と脂質がとれます。間食するなら、まず糖質の多さを気にかけましょう。
答え:太りたくないなら、シュークリームを食べよう!
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太らないために油や肉をひかえた食事にしたり、間食やおやつをがまんしたりすると、かえって太りやすくなるという衝撃の事実。太らず、体にもよく、心も満たされる食事や間食の夢のようなルールを最新の栄養学に基づいて紹介。健康診断ではわからない「血糖値スパイク」(食後に血糖が急上昇すること)の害とその予防にも触れ、わかりやすく解説します。