花柄華やか 来場者の装い

ミラノ通信

 イタリア・ミラノで9月下旬に開かれた2018年春夏コレクション。注目を集めるのはショーで発表される服だけではない。バイヤーや編集者など流行に敏感な人たちが世界中から集まるからだ。そんな来場者らの装いで、いつになく目に付いたのは、色鮮やかな花柄だった。

 大輪のバラが輝いていたのは、イタリアのファッションブロガー(25)。華やかなバラをあしらった存在感のあるワンピースに、革のライダースジャケットを合わせた。「ここ数年はベーシックな装いを好んでいたが、花柄の服は着るだけでパッと華やかになるのがいい。どんどん挑戦したい」と笑顔を見せる。

 ハンガリーから来たテレビ局勤務の女性(23)は、花の刺しゅうを施したミニスカートをはいていた。「ハンガリーでも女性らしい雰囲気の花柄は人気。シンプルな上着と合わせ、柄を強調するのがおしゃれのポイントです」と説明する。花柄のバッグや靴などを取り入れ、装いのアクセントにしている女性もいた。

ミラノで、片岡航希・山村翠撮影

 秋の深まりとともに服の明度や彩度は低くなりがちだが、あえて春夏のイメージがある花柄をまとうおしゃれな女性たち。カラフルに咲き誇る花々は、ミラノの街並みに彩りを加えるとともに、ショーの華やかな気分を盛り上げていた。(生活部 山村翠)

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