エレガントに着こなすための白いTシャツの選び方は?

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質感と光沢 首回りや袖のデザイン

 爽やかな印象を演出できる白いTシャツ。ここ数年の流行を受けて、改めて注目されている。仕事に休日にとエレガントに着こなしたいが、シンプルなだけに、体形変化が気になる女性には選ぶのが難しい。スタイリストの上村かみむら若菜さん(31)にコツを聞いた。

 上村さんは、女性ファッション誌や広告などでスタイリングを手がけている。1歳の男の子の母親で「汚れても自宅で洗えるTシャツは重宝します。白だけで20枚ぐらい持っています」と話す。

(左から)「サンスペル」のハイネック型、丸首型、「フィルメランジェ」のVネック型、わきにギャザーの入ったタイプ

 「ノームコア(『究極の普通』という意味の造語)」スタイルが3年ほど前に話題になり、白いTシャツもそれを代表する服の一つとして注目されてきた。「洗いざらしのものをカジュアルに着てデニムパンツに合わせるようなイメージが強いが、滑らかな手触りの素材や体の線を美しく見せるデザインのものを上品に着てみてほしい」と勧める。

 選ぶポイントの一つは、生地の質感だ。編み目が細かく、しなやかな触り心地のものを選ぶ。少し光沢があるものがよい。色は真っ白のほうが、顔映りがよくなるそうだ。

 首回りや袖の形もポイント。体形の気になる部分を考えて選ぶ。二の腕が気になる人は腕の付け根だけが隠れるフレンチスリーブ、顔の大きさが気になるなら首が詰まりすぎていないものにすると、すっきり見える。身幅は、ほど良いゆとりがあるものがよいという。

 お薦めのTシャツを選んでもらった。英国の老舗ブランド「サンスペル」の商品は、光沢のある柔らかな生地が特徴。ハイネック型(税抜き1万1000円)は首が長いと気にする人に合う。丸首型(同9000円)はゆったりめのシルエットだ。

 日本のブランド「フィルメランジェ」のTシャツは、日本人の体形を考えてデザインされている。Vネックの商品(同7000円)は胸元に適度の開きがある。わきの部分にギャザーが入ったもの(同7500円)は、着るとふんわり広がるシルエットとなり、おなか回りが気にならない。

 上村さんは様々なシーンに合わせて着こなしている。休日は、レンガ色のロングスカートにフレンチスリーブのTシャツ。量感のあるスカートやワイドパンツなどを合わせるとエレガントな雰囲気だ。一方、スーツにはつやのある生地のUネックのTシャツを合わせる。胸元があくので、ジャケットの襟の開きとのバランスがとりやすいという。

 「白いTシャツは種類が増え、体形の悩みに合わせて選べるようになったが、買う前に必ず試着して」と助言する。