キレイを磨くドラッグストア、女性向けの新店続々

News&Column

BeautyUのテスタバー。気になる商品を試せます

 ドラッグストアが女性向けに進化しています。マツモトキヨシホールディングス(本社・千葉県松戸市)は6月30日、東京・銀座に「BeautyU」をオープンさせました。忙しい働く女性たちが時短でキレイになるサービス・商品を充実させ、店舗イメージもガラリと変えた新業態です。コクミン(本社・大阪市)も29日、東京・原宿に「コクミンドラッグ原宿店」を開店。今後注目を集めそうなドラッグストアの進化形を紹介します。

 銀座の中央通り沿いにある「BeautyU」に入ると、ふわりとやわらかな香りが漂います。流れる音楽は、音楽ブランド「Tropical Disco」がプロデュースしたもの。壁にはプロジェクションマッピングで映像が流れます。いずれもこの店舗のオリジナルで、音楽は音楽配信アプリ「AWA」で再生できるそう。

 売り場は1階と地下1階の2フロアで、「忙しく働く女性がちょっと立ち寄って、キレイになり、気分もあがる場所に、というのが店舗のコンセプト」と新業態開発担当の宮内健さん(35)。一番の特徴は、四つの「10ミニッツ(10分間)サービス」。アイメイクなどのメイク直しやポイントメイクのアドバイスが無料で受けられる「メイクアップ」のほか、欠けたネイルの補修(1本500円)、購入した口紅やファンデーションケースなどに無料で「名入れ」や「プリント」をしてくれるのです。

 化粧品の陳列方法も工夫しています。ブランドごとだった口紅を同系色ごとにそろえて試せるテスターバーを設け、好みの色を選びやすい形にしました。山田養蜂場の化粧品などほかの店舗にはない商品や、サプリメントや女性向けの医薬品を充実させたコーナーもあり、ドラッグストアというより「美のセレクトショップ」といった感じ。 「ニーズが多様化する中で、どこの店も同じ店構えでは新たなニーズを取り込めない。銀座という立地に合わせて、働く女性の声を聞き、すぐにキレイになれる場所として情報発信していきたい」と宮内さん。インスタグラムでも情報を発信して、美の新しいスタイルを伝えていくそうです。

 一方、「コクミンドラッグ原宿店」のコンセプトは「カワイイの発信基地」。カラーコンタクトレンズの品ぞろえを充実させ、ベルエポック美容専門学校と提携してイベントを開くなど、若い女性を意識した店舗になっています。人気商品の入荷情報をツイッターで発信し、テスターをそろえた売り場面積を広げました。

コクミン提供

 どちらの店舗も女心をとらえるための新しい試みがいっぱい。立ち寄ってみるだけでも、気分転換になりそうですね。

 BeautyU  東京都中央区銀座 8-8-5 太陽ビル 1F・B1F 営業時間10時~20時半

 コクミンドラッグ原宿店 東京都渋谷区神宮前1-8-1 営業時間9時半~22時