オフショルダーの着こなし 「目線外し」がキーワード

宮田理江のモード日和

 「肩出し」のおしゃれが流行中ですが、露出度が気になる人も多いのでは? ちょっとしたアイデアでセクシーすぎない着こなしが可能です。人気ブランドのコレクションを参考に、着こなしの“お作法”をチェックしてみます。

Stella McCartney(ステラ マッカートニー)

Stella McCartney(ステラ マッカートニー)
Stella McCartney(ステラ マッカートニー)

 「大胆な肩見せはちょっと」という人には、片側だけのワンショルダーがおすすめ。「Stella McCartney(ステラ マッカートニー)」のニットドレスは左右で非対称の「アシンメトリー」のシルエットで、視線をデコルテからうまくそらしています。

 エレガントなドレープ(ひだ)の優美な立体感と、ウエストに巻いた細めのベルトが全体にめりはりをもたらしています。ベルトやバッグ、シューズなどの小物をうまくアクセントにして、肌見せの印象をやわらげる技もおすすめです。

PRADA(プラダ)

PRADA(プラダ)
PRADA(プラダ) (C)PRADA

 両肩を見せる「オフショルダー」。「PRADA(プラダ)」はキャミソールに毛足の長いフェザーをあしらって、肌の露出度を程よくカムフラージュしています。華やかさも加わって、素肌の透明感が引き立って見えます。

チェック柄のスカートやカラフルなサンダルも、肩から目線を外すのに効果的。上半身はロマンティック、下半身はポップという異なるスタイリングも工夫されています。

Proenza Schouler(プロエンザ スクーラー)

Proenza Schouler(プロエンザ スクーラー)
Proenza Schouler(プロエンザ スクーラー)

 首に巻く「チョーカー」や、動きの豊かなビッグイヤリングなど、アクセサリーも露出度をやわらげる効果を発揮します。「Proenza Schouler(プロエンザ スクーラー)」は、アクセサリーの重ね付けでデコルテに気品を添えました。
 カッティングのシャープさと波打つ生地のボリュームがうまく組み合わさって、上品な肩出しファッションを完成させています。

大人だからこそ…「肩出し」に挑戦!

 異素材を組み合わせたスタイリング、仕立ての品の良さなどを意識すれば、視線を胸元に集中させずに済み、“露出度”を上手にトーンダウンできます。アクセサリーを組み合わせるなど、視線を上手にそらすコツを覚えておけば、大人の女性に似合う「肩出し」が演出できるはずです。
 この夏は「大人の賢い肩出し」を試してみませんか。健康的なイメージや、若々しさも醸し出してくれますよ。

※写真はいずれもブランド提供

宮田理江
宮田理江(みやた・りえ)
ファッションジャーナリスト

 ファッションブランドの販売員としてキャリアを積んだ後、バイヤーやプレスも経験してジャーナリストへ。海外コレクションのリポートや次シーズンのトレンド予測、着こなしのアドバイスといった原稿執筆のほか、セミナー・講演なども手掛けている。著書に「おしゃれの近道」(学研パブリッシング)など。

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