鍛え上げたボディーでサイボーグ役に挑む スカーレット・ヨハンソン

マリ・クレール スタイル

 恋多きセクシーな女性も、一児の母。スカーレット・ヨハンソンが、2度目の夫でフランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックとの間に産んだ長女は、今月2歳半になった。

 「母になるというのは、すごく大きな変革だったわ。ひとつには、小さなことをいちいち気にしなくなった。娘が健康で幸せであってくれれば、それでいい。どんな母が理想なのかはわからないけれど、愛と思いやりはたっぷり注いであげたいと思っている」

『攻殻機動隊』の実写映画化でヒロインに

 押井守監督のアニメ『攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化する『ゴースト・イン・ザ・シェル』の話が来たのは、出産から2か月たった頃だった。彼女が演じる主人公は、サイボーグだ。

 「日本のアニメには詳しくないし、『攻殻機動隊』も知らなかった。でも、脚本と一緒に送られてきたDVDを見て、頭から離れなくなったのよ。肉体面でもこれまでと違うチャレンジがあるし、自分はこれにどう挑めばいいのかと考えた。体作りは、そんなに大変じゃなかったわ。出産後まもなく『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の撮影に入って、今作はその後だったから、体はすでに鍛えられていたの。ワークアウトは、普段から熱心にやっている。最近はマーシャルアーツを始めたわ。そんなふうに、いろいろと違うものを試したりするのよ」

(c)Scarlett Johansson for Ghost in the Shell by Photographer Maciej Kucia(Maciej Kuciac (c)2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.)

相手がひとりだけというのは、自然ではない

 現在公開中のアニメ映画『SING/シング』では、自慢の歌声を披露している。女優業と母親業の両立だけでも大変なはずだが、昨年秋には、ドリアックの故郷であるパリに、ポップコーンの専門店「ヤミーポップ」をオープンした。

 「私たちがつきあい始めた5年前のある日、私が複数のフレーバーのポップコーンが入った巨大なボックスを買ってきたのがきっかけよ。彼は、『それ、何? ポップコーンに味がついているわけ?』と驚いたわ。それで、パリにアメリカのスナックの店を開くという、ばかばかしくて楽しいアイデアを思いついたの。パリジャンは、きっとそういうユーモアを受け入れてくれるんじゃないかと。実際、パリの人は愛してくれたから、将来は、東京や台北みたいな、世界の都市にも拡大したいと思っている。きっと気に入ってもらえるはずよ」

 最近になって、ドリアックとは昨年夏から密かに別居しており、現在、離婚手続きに入っていることが判明した。ドリアックと再婚してからも、「相手がひとりだけというのは、そもそも自然ではない」とインタビューで語っていた彼女だけに、さすが恋多き女と納得ではある。争いのない円満離婚になりそうで、ポップコーン店も、子育ても、今後も協力しつつやっていくつもりのようだ。それより心配なのは、ドナルド・トランプが大統領になった今のアメリカ。ヨハンソンは、ヒラリー・クリントンの熱心な支持者で、(大統領)就任式後には、トランプ大統領に抗議して女性の権利向上を訴える「ウィメンズマーチ」にも参加している。

 「こんな状況が本当になるなんて、ひどいテレビドラマを見せられている気分よ。娘のためにも、将来が不安だわ。だけど、とりあえずは4年のこと。今、この国は、このありえない現実に対して、大きな声を上げてもいる。ここから得られるものが、何かあるかもしれない。たとえば、ヒラリーが大統領になっていた場合よりも、もっとみんなが団結するとかね。わからないけれど、私たちは、乗り越えてみせるわ」

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