ファッション業界で縦横無尽の活躍 ジュード・ロウの娘、アイリス・ロウ

マリ・クレール スタイル

 ここ数年のファッション業界における2世ブームはとどまるところを知らない。リリー=ローズ・デップを筆頭にヘイリー・ボールドウィン、ミック・ジャガーの娘であるジョージア・メイ・ジャガーなどカリスマ性と美貌が備わったモデルたちがデビューするなか、ひと際輝く存在なのがイギリスを代表する俳優ジュード・ロウの娘、アイリス・ロウである。
 ロンドンの街にかかる霧のようにミステリアスで独特な魅力を放つグレーの瞳。薔薇の蕾のようなぷっくりとした唇には彼女がイメージモデルを務めるバーバリーのベルベットな質感のリップカラーがよく似合う。
 「ケイト・モスやカーラ・デルヴィーニュ、リリー・ジェームズに続いて、バーバリー・ファミリーの一員になれたことは非常に光栄です」
 そう語る彼女のインスタグラムには、赤ん坊であるアイリスを抱くケイト・モスの写真が投稿されている。母である女優サディ・フロストとケイト・モスは古い友人であり、アイリスにとってモデルの大先輩。生まれながらにスーパーモデルになる素質は十分に揃っている。まだ16歳という若さで、バーバリーだけでなく、「ミュウミュウ」の2017年リゾートコレクションキャンペーンに起用されるなど、大手ブランドからのオファーが絶えない。
 そんなアイリスは「今は義務教育を修了するための試験(GCSE)を受験する学年にいるの。好きな科目はアート、英語、そして生物。でも、服作りや素材、生地に興味があるから、今後はファッションやテキスタイルの勉強をしたいわ」と今の彼女を取り巻く環境を語ってくれた。

アイリス・ロウ(c)Courtesy of Burberry

モデルだけでなく女優として羽ばたく日も近い?

 モデル業だけでなく、学業やアートに対しても意欲的で真面目な一面を持っている。現代アートの異端児であるアントニー・ミカレフの作品を愛し、第一次世界大戦後のイギリス、コッツウォルズを舞台にしたローリー・リーの名作『ロージーとリンゴ酒』を愛読書にあげるなど、独自の価値観をすでに築いているところはカルチャーやアートに造詣の深い母親のセンスを引き継いでいる。
 「友達は私のことをクリエイティブで情熱的で生き生きしているって思ってくれているみたいね」
 ティーンエイジャー特有の溌剌さ、そして彼女のカルチャー的なバックグラウンドがモデル業にどのように影響してくるのか、これからが楽しみで仕方がない。
 イギリスでも指折りのメイクアップアーティストであり、トレンドセッターであるウェンディ・ロウは、バーバリーのリキッド リップベルベットのビジュアル撮影時のアイリスの印象を「礼儀正しく、とってもラブリーな子。楽しく仕事をすることができたわ」と称賛している。それに対してアイリスは「バーバリーの撮影の時はウェンディが露に濡れたようなフレッシュな肌にシンプルなアイメイク、そして印象的な赤のリップを施してくれたの。このメイクはママ(サディ・フロスト)の20代の頃を彷彿させるものだったわ。タイムレスでアイコニックなこのルックが大好きよ」と振り返っている。
 「カメラの前に立つこと、撮影のプロセスを後ろから見ること、両方に興味があったの」
 ファッション業界の中で、縦横無尽に活躍できるポテンシャルを持ったアイリス。父と母の才能を受け継ぎ、モデルだけでなく女優として羽ばたく日も近いのでは? と期待に満ちた目で世界中から注目を浴び、これからハイスピードで生まれ持った魅力を磨いていくことだろう。

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