【お悩み相談】不妊治療中。努力で手に入らないことに向き合うには?

お悩み相談は、キャリア、恋愛、仕事と子育ての両立……働く女性の悩みや不安に、人生経験豊富な「お悩みアドバイザー」が回答します。

20代既婚女性です。
独身時代に子宮の疾患が見つかり、子供を産むことができるか危うくなったことがありました。そのことがきっかけとなり、婚活、結婚をしました。同時に転職もし、経済的、環境的に子供を受け入れる態勢を整えましたが、結局不妊症でした。現在不妊治療を行いながら働いていますが、先の見えない治療に疲れます。
夫の親族、私の親族ともに子供がおらず、プレッシャーを感じてしまいます。
時折、離婚したほうがいいのでは?と思うときもあります。
私はいままで努力して色々なものをつかみ取ってきました。しかし子供だけは違います。
努力では手に入らないことに向き合うには、どうすればいいでしょうか。
(ハンドルネーム:雨)

A: 期限付きで全力の不妊治療を行えば、その結果に関係なく未来の自分を励ます記憶になるでしょう

タレント・壇蜜さんは大手小町のお悩みアドバイザーです

まずはワタクシごとで申し訳ないのですが、「子供をもうける予定がない」ことをどう両家族に伝えたか、をお話したいと思います。

私も夫の清野さんもお付き合いをしている時点で子供についてはあまり積極的に話すことはありませんでした。当時30代後半ということもあり、欲しければ早めの準備が必要だと感じていましたが、最終的にはお互い一緒にいられたらいいじゃないか、という気持ちで籍を入れ今日に至ります。

籍を入れる前に、清野さんは自分のことを「末代意識高い系だから(自分の代で終わってもいいじゃない、ということ)」と言いました。私もそうだと同意したのが、お互いに子供より2人で生きることを優先していこうという確認の表現でした。両家にも挨拶あいさつの時点で伝えましたよ。完全に理解していただけたかどうかは分かりませんが、「あなたたちが決めたなら」と言ってもらえました。

子供をもうけないことを伝えるのにも、勇気と気合が必要でした。何だかんだ言っても、孫の顔が見たいと言われる時代はまだ続きそうですから、流れに逆らうのは正直怖かったです。その代わり、私より年上の家族は必ず助け、看取みとる、先に逝くようなことはしない!と誓っています。母や父は少し安心してくれました。参考になるかと思い書きましたが、レアケースで申し訳ない。

雨さんの話に戻りましょう。結婚前に両家のご家族に病歴を詳しく伝えているかにもよりますが、もしも「孫の顔を……」的な話をよく聞かされるとしたら、「子供を授かるための治療を続けている」という報告はマメにしてもいいかもしれません。

何も言われていない上に雨さん自身がお疲れである、もしくは旦那様も疲弊してしまっているならば難しいでしょうが、「これで最後」という治療期間をお2人でもうけて、今までの努力以上に治療に専念して、記録をつけながら一日一日をより大切に「未来の『私たちの子供』のために頑張る」と誓う日々を過ごしてみてはいかがでしょう。

全力だったことは、子供を授かっても残念な結果だったとしても、きっと未来の雨さんを励ます記憶になると思います。

色々考えてしまい、離婚まで思い浮かんだ雨さんの優しさは伝わりました。しかし子供だけが自分の親への孝行ではないですし、雨さんや旦那様の未来でもないはずです。申し訳ないと思うのは仕方ないですが、全力で取り組んだことに対しては胸を張ってもいいのではないでしょうか。

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壇蜜(だん・みつ)
タレント

 1980年12月生まれ。昭和女子大学卒業後、多くの職業を経験。調理師、日本舞踊師範の免許・資格を持つ。2010年に29歳の新人グラビアアイドルとして注目を集める。映画やテレビなど活躍の場を広げ、「新・壇蜜日記 人妻は嗜好品」(文春e-Books)、「三十路女は分が悪い」(中央公論新社)、「結婚してみることにした。壇蜜ダイアリー2」(文藝春秋)、「はんぶんのユウジと」(文藝春秋)、「壇蜜歳時記」(大和書房)、「死とエロスの旅」(集英社)など著書多数。熱帯魚とキンカジューを飼っている。

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