【お悩み相談】コロナ禍で生きがいを喪失、前向きに生きていけない

お悩み相談は、キャリア、恋愛、仕事と子育ての両立……働く女性の悩みや不安に、人生経験豊富な「お悩みアドバイザー」が回答します。

私はロックコンサートやプロレス、野球などと、いろいろなイベントに出掛けて現地で声援を送ることを生きがいにしてきました。
しかし新型コロナウイルス感染拡大により、イベントが中止になりました。
今は徐々に回復していますが、気持ち的に怖くて現地に足を運ぶことが出来ません。観客は声を出さずに拍手をして、自席で楽しんでいるのはテレビなどで知っていますが、私は見えないウイルスが怖く、行くことができません。
そのため今まで生きがいにしていたものがなくなり、何のために生きているのかと日々悩んでいます。前向きになるにはどうすればよいのでしょうか。
(ハンドルネーム:なお)

A:怖い気持ちをすぐには変えられないけれど、少しずつ行動を広げることで自信を持っていけるのでは?

大手小町のお悩みアドバイザー・丸田佳奈さん

こんにちは。「生きがいがある」と自分から言える人って、なかなかいないと思うんですよね。率直に、なおさんのこれまでの生き方はいいなと思いました。それを諦める必要はないのではないでしょうか。感染が怖くて外出できないとの事ですが、予防が確立して治療薬も増えてきた昨今、新型コロナが終息しなくても、イベントを楽しめるようになってきたのではないかと思います。

新型コロナの脅威は人によって受け取り方が違い、「ただの風邪」という人もいれば、逆になおさんのように「とても怖い」と感じてしまう人もいます。

なぜでしょう。

新型コロナが怖いと言われる理由は、

・圧倒的な広がりやすさ
・高齢者や基礎疾患がある人は重症化しやすい事
・感染が拡大し症状が重い人が一気に増えると病院の外来も入院もいっぱいになってしまい新しい患者さんが十分な治療を受けられなくなってしまう可能性があること

であり、個人というより、社会的に問題になりやすいウイルスなのだと思います。

2022年春現在、話題になっているオミクロン株は、とても感染が広がりやすいですが、ワクチンや治療薬の普及、感染対策の徹底などにより、重症化する可能性は低くなりました。しかし、ハイリスクの人にとってはいまだに注意すべき病気であることは変わりありません。

このように、性別や年齢、基礎疾患の有無でリスクが大きく違うため、自分自身が当てはまるかどうか、家族や普段会う人にリスクの高い人がいるかどうかなど、状況によって受け取り方が変わってくるでしょう。

また、たいていの人はメディアやインターネットから情報を得ますが、これらの情報の発信は、媒体のシステム上、それぞれの個人に合わせることがなかなか難しいため、時に適切ではない伝わり方をしてしまうのだと思います。

今までもずっと言われていることではありますが、双方のマスク、手洗い、換気、これをしっかり守るだけでかなり感染を防げますし、ワクチンの接種により仮に感染しても重症化する可能性はかなり低くなります。

家族や周囲にハイリスクの人がいる場合も、ワクチンは一定の効果がありますし、イベントに参加した後の1週間は、ハイリスクの人と会うことを避ける事で対応できると思います。

怖い気持ちをいきなり変えるのは難しいので、徐々に行動を広げていくといいと思います。はじめは、屋外のイベントや大きな声を出さない観客同士の移動が少ないイベントに参加されてはいかがでしょうか。少しずつ参加するうちに、自信が持てるようになるのではないかと思います。

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産婦人科医・タレントの丸田佳奈さん
丸田佳奈(まるた・かな)
産婦人科医、モデル、タレント

 1981年8月生まれ。北海道網走市出身。日本大学医学部医学科卒業。2007年度「ミス日本ネイチャー」を受賞する。現役の産婦人科医という立場から、テレビ・ラジオや雑誌などでコメンテーターとして活躍中。17年に第1子を出産。著書は「キレイの秘訣ひけつは女性ホルモン」(小学館)、「間違いだらけの産活」(学研プラス)。

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