【お悩み相談】派遣の契約終了、自分を否定された気分になる

お悩み相談は、キャリア、恋愛、仕事と子育ての両立……働く女性の悩みや不安に、人生経験豊富な「お悩みアドバイザー」が回答します。

私は30代女性で、派遣社員として働いています。契約期間が終了すると次の会社に移るというのを、これまで何社か続けてきました。わかっていても、いざ契約終了となるととても落ち込み、なかなか気持ちを切り替えられません。
自ら入った業界なので働く以上は一生懸命頑張りたいと思っていますが、契約終了を告げられたあとの終了までの期間やその後のモチベーションの維持が難しく、自分を否定された気分になってしまいます。前向きに、とまではいかなくても、落ち込まず現状を受け入れ働くにはどうすればいいのでしょうか?
生活のためと割りきって働きたいのですが、なかなかうまくいきません。
(ハンドルネーム:きなこもち)

A: いつかは終わりがくるけれど、その間のスキルアップが大事

大手小町のお悩みアドバイザー、産婦人科医でタレントの丸田佳奈さん

私は派遣社員としての勤務経験がないので、きなこもちさんのお悩みを読んでの感想になりますが、仕事で次の期間の保障がないのは不安になりますよね。

私事になりますが、定期的にメディアやコラム執筆などの仕事を頂いていて、これらはいつ終了となってもおかしくありません。「とりあえず半年間、スケジュールをキープしておいてください」といった頼まれ方をすることも多く、次に更新されない可能性が常にあります。医師の仕事も、今は非常勤なので、常に契約終了と言われる可能性があります。コロナの影響もあり、私の身近な非常勤医師にも、医院の事情で契約が終了となり、この春に勤務が終わりになるという人がいます。

きなこもちさんと状況が違っても、「次はクビ」、「あなたには能力がない」と言われるのではないか、という気持ちは常に心のどこかにあります。今までにも、「リニューアルに伴い今後は社外の人にお願いしないことになりました」など、企業側の事情で終了となった仕事もありました。でも本当のところはわからないから、「自分は否定されたのかも」などと考えるとキリがないですね。

だから、私は、常に一日一日、頂いた仕事に感謝をして自分ができる全力で取り組もうと心がけています。学べることや反省点はどんどん吸収したいと思っています。その上で、仕事が終わりになっても「全力でやってそういう結果になったんだから、仕方ない」と思うようにしています。

そもそも最初から期間限定という約束で仕事をしているわけですし、期間を告げられていなくても終身雇用でない限りいつかは終わりがくる、そういう仕事です。でも、その間に自分がスキルアップできていれば、次の仕事につながる可能性も高くなるのでは、とも思います。派遣では、スキルや経験がとても重要と聞きます。物は考えようで、複数の会社で経験を積めることは、自分の力になるし将来につながる、と自信を持ってもいいのではないでしょうか。

「生活のためと割りきって働ければ」と書かれていますが、私は今のままでよいと思います。働いている人の中には生活のためと割りきっている人も少なくないでしょう。でも、例えそうであっても、可能なら働き甲斐を感じながら仕事をできる方が幸せだと思います。次の仕事が始まるまでガッカリしてしまうきなこもちさんは、それまで少しでもやりがいや楽しさを感じながら働いていらっしゃるんだとお見受けします。その気持ちは大事にしていただきたいです。

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産婦人科医・タレントの丸田佳奈さん
丸田佳奈(まるた・かな)
産婦人科医、モデル、タレント

 1981年8月生まれ。北海道網走市出身。日本大学医学部医学科卒業。2007年度「ミス日本ネイチャー」を受賞する。現役の産婦人科医という立場から、テレビ・ラジオや雑誌などでコメンテーターとして活躍中。17年に第1子を出産。著書は「キレイの秘訣ひけつは女性ホルモン」(小学館)、「間違いだらけの産活」(学研プラス)。

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