【お悩み相談】デリカシーのない女と思われたくない…職場の会話が苦手

お悩み相談は、キャリア、恋愛、仕事と子育ての両立……働く女性の悩みや不安に、人生経験豊富な「お悩みアドバイザー」が回答します。

都内の事務機器メーカーに勤務する26歳女性です。残業や休日出勤はほとんどなく、上司や同僚も穏やかな人が多い職場です。でも、私は職場の会話が苦手です。「連休どうしてたの?」「どのへんに住んでるの?」といったささいなことでも、「プライバシーに踏み込みすぎかな」「どこまで聞いていいのかな」と考えてしまいます。
先日も同期の女性社員が結婚すると聞いて、「相手はどんな人?」「披露宴はいつ?」「出産の予定は?」などの質問が頭をよぎったのですが、「デリカシーのない女」と思われてしまわないか心配で口をつぐみ、素っ気ない態度になってしまいました。
こんな調子なので、周囲からは「プライベートが謎すぎる」とか「話しかけにくい女」と思われています。相手に不快な思いをさせず、職場の人たちと仲良く会話する方法を教えてください。
(ハンドルネーム・ミッフィー)

A 相手がどう思うかは、聞いてみないと分からない

職場で会話が苦手な女性
写真はイメージです

ミッフィーさん、こんにちは。お悩みを拝読していて、なんという「気にしぃさん!」と思いました。相手をおもんぱかって、考え出したら止まらない。こまやかで、すてきです。

でも、“どこまで聞いていいか否か問題”は、この先もなくなりません。それは伝える側も同じです。仕事の愚痴ひとつとっても、“どこまで話すか話さないか問題”がありますし、自分大好きな人なら“自分についてなんでも知っていてほしい問題”があるかもしれません。

口にしたことを相手がどう思うかを考えだしたら、沼だと思います。しかもアブナイ沼。

だからこそ、ひとまず相手に聞いてみなくちゃ分からない、です。元も子もない!と言われそうですが、ミッフィーさんと相手の脳みそはつながっていませんから仕方ありません。それに、質問に答えるかどうかは相手が決める話です。

大事なのは相手との距離感です。ミッフィーさんのスーパー“気にしぃ”からくる勝手な想像、ではなく妄想(!)が、同僚さんとの間を縮めまいとしているようです。それが本意ではないのなら、おまじないの言葉「と、思ってるのは私だけ?!」を、ミッフィーさんに提案です。「デリカシーのない女と思われる!と思ってるのは、私だけ?!」こんなふうに心で唱えてみてはどうでしょう。実際そうだと思いますよ。

ずーっと知らないという、幸福。1991/岩田屋/仲畑貴志)

岩田屋という福岡にあるデパートのコピーです。当時は「こちらのほうが良い」という逆説的なアプローチでしたが、いまは情報過多ですのでそのままでも伝わりそうですね。いろいろ知っているというのは、疲れることでもありますし。知らないほうが幸せ!を決め込むのもよいと思いますよ。

坂本和加
坂本和加(さかもと・わか)
コピーライター

1974年、宇都宮市出身。コピーライターの一倉宏氏に師事し2016年独立。合同会社コトリ社代表。代表作に「カラダに、ピース。」「健康にアイデアを」「行くぜ、東北。」「WAON」「イット!」など。作詞「いっこにこだっこ」(Eテレ『いないいないばあっ!』番組内)。著書に『あしたは80%晴れでしょう』(リトルモア)など。東京コピーライターズクラブ会員。日本ネーミング協会会員。

あなたの悩み、アドバイザーに

相談してみませんか?

お悩み相談募集中

Keywords 関連キーワードから探す