【お悩み相談】推しの結婚に放心状態、私はどう生きたらいいですか?

お悩み相談は、キャリア、恋愛、仕事と子育ての両立……働く女性の悩みや不安に、人生経験豊富な「お悩みアドバイザー」が回答します。

30代の会社員です。好きなアイドルが結婚してしまい、放心状態です。
姿を目にすれば心がざわついてしまいます。音楽番組もドラマも見る気になれません。結婚はおめでたいことなのに、さみしい。祝福しなくてはいけないけれど、できない。悲しみといらだちでいっぱいです。
推しのいない毎日なんて考えられず、気持ちの整理がつきません。この先、何を楽しみにして生きていけばいいのかわかりません。新しくハマれるものはどうしたらみつかるでしょうか。これから、どんな気持ちで過ごしたらいいのでしょうか。助けてください。
(ハンドルネーム:カイ)

大手小町のお悩み相談に回答するモデルの押切もえさん

A:「こんなに好きになれた」「寂しい」、自分の気持ち否定せず認めて

ご相談をいただきましてありがとうございます。

人気のある方が結婚されたニュースが発表された時、こういった声を多く聞きますね。大好きで応援していた方の結婚ですから、悲しくて放心状態、というのも無理はないと思います。しかも推しへの思いは、ご自身に恋人がいてもいなくても関係がないとお聞きしますし、普通の恋愛よりも解決や気分転換が難しく、複雑な思いをされているかもしれません。

私の場合は……、歌が好きな海外アーティストやハマったドラマの俳優さんがかっこいい!と思うことはありますが、その人が結婚したらうれしくなる方です。(「推し」とは呼べないかな……?)そんな私の話は参考にならないかもしれないと思ったので、友人の話をしますね。

ちょうど2年ほど前、友人がカイさんと同じような状況になって、とても落ち込んでいたことがありました。ただ、元々面白い性格の彼女はそのことをネタにして笑いにし、ますます面白かったのですが……、もしかしたら強がっていた面もあったかもしれません。

でも、それから時がたち、現在、彼女は新たな別の人の応援を楽しそうにしています。前の推しへの愛情の大きさとの違いは測れないけれど、それでもうれしそうに、その人の活躍を私や周りの人に話してくれます。月並みな言い方になってしまうけれど、彼女の場合は時が解決してくれた部分が大きかったのかなと思います。

それでは前の推しへの思いはどうか、というと、少し落ち着いたものの、応援している気持ちはあるみたい。恋心、というよりは、古くからの友達とか家族を見守るような気持ちで見ている感じがします。今は寂しい気持ちやいらだつこともあるかもしれないですが、そんな気持ちの自分を否定せず、「ああ、私寂しいと思っているんだな」と認めてあげて、こんなにも誰かを好きになれたことが素晴らしい、と思えるようになれると良いですね。

他に目を向けたり、新しい楽しみを見つけたりするのもいいし、それから、ゆっくりでもいいと思います。カイさんはまだまだお若いですし、きっと楽しいことがまだまだあるはず。希望を持つこと、それが大切だと思います。

押切もえ(おしきり・もえ)
モデル、小説家

 1979年生まれ。千葉県出身。雑誌「Popteen」などの読者モデルを経て、女性誌「CanCam」、「AneCan」の専属モデルとして活躍。2013年小説「浅き夢見し」で小説家デビュー。16年には小説「永遠とは違う一日」が山本周五郎賞にノミネートされた。15年、16年、17年と3年連続で「二科展」で入選するなど、多方面で才能を発揮している。

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