【お悩み相談】離婚して人生を楽しんでる…でも再び恋愛できる?

お悩み相談は、キャリア、恋愛、仕事と子育ての両立……働く女性の悩みや不安に、人生経験豊富な「お悩みアドバイザー」が回答します。

2年前に離婚をしました。子どもはおらず、今は離婚を前向きに捉え、「あのときに出来なかったことに挑戦しよう!」と、第二の人生を自分のために存分に楽しんでいます。そんな毎日で、充分満たされているとばかり思っていたのですが、ここ最近、恋愛面で不安になります。私は、今後の人生で心から人を愛することができるのか。そして、愛されることはあるのかと。社交的な性格の割に、恋愛に関してはとても臆病なため、一歩を踏み出す勇気が出ません。出会いとはみんなに平等に訪れるものなのでしょうか? 真実の愛とは何なのでしょうか? アドバイスをお願いします。
(ハンドルネーム:スコップちゃん)

大手小町のお悩みアドバイザー、タレントの壇蜜さん

A:焦ると切れちゃう縁や運命の糸だから、ゆっくりたぐり寄せましょう

成仏という仏教の言葉をご存じですか? 諸説ありますし、様々な宗派がありますから、これだという解釈はひとつではありません。しかし、ざっくり言えば「煩悩を捨てて悟りを開いた」という状態を指します。

私はこの言葉を日常でも同じような意味で使えそうだと考えていました。かつて経済的理由や物理的理由などで出来なかったことを、少し時が経過して余裕ができてから「かつて出来なかったこと」に心血を注ぐことも、過去の自分が持っていた悔いや未練を解消させる行為……これは成仏だと思うのです。

子どもの時、お小遣いだけでは買えなかったおもちゃを大人買いしたり、親に反対されて出来なかったお稽古事を子どもに習わせて過去の自分を投影したり。方法は様々ですが、「悔しい」「つらい」「羨ましい」など、かつての気持ちが昇華され、いわゆる成仏につながるかと。

スコップちゃんの今の状態は、離婚前に感じていたつらさをどんどん成仏させ、今回の離婚に関するつらかった気持ちの成仏が終盤に近づいているのでしょう。

成仏させることがないと、抜け殻になったり燃え尽きたり、将来に不安も感じます。「楽しかった。さあ、これからどうしよう?」と、急に様々な選択肢が広がっている事態におっかなびっくりで不安だ!という心の流れだと考えたら、それは自然なことに思えませんか? 

せっかく成仏が落ち着いたから、出会いも仕事も趣味もこれからまた引き続き取り組んでいけばいいでしょう。リセットボタンを押したと考えるのではなく、残ったデータの分析をしながら上書きするイメージで。その方が過去の自分と向き合い、ゆっくり歩めるような気がしませんか。余裕がある人は勇気も備わりますし、縁や運命の糸は絡みついてきますよ。

焦ると切れちゃう糸だから、ゆっくりゆっくりたぐり寄せましょう。人はみな平等か、は私にも分かりません。「たまに平等じゃない時もある。だから振り回されないよう選択肢は多くもっておこう」くらいの心待ちで、粛々と生活しましょ。

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大手小町「お悩み相談」のお悩みアドバイザー・壇蜜さん
壇蜜(だん・みつ)
タレント

 1980年12月生まれ。昭和女子大学卒業後、多くの職業を経験。調理師、日本舞踊師範の免許・資格を持つ。2010年に29歳の新人グラビアアイドルとして注目を集める。映画やテレビなど活躍の場を広げ、「新・壇蜜日記 人妻は嗜好品」(文春e-Books)、「三十路女は分が悪い」(中央公論新社)、「結婚してみることにした。壇蜜ダイアリー2」(文藝春秋)、「はんぶんのユウジと」(文藝春秋)、「壇蜜歳時記」(大和書房)、「死とエロスの旅」(集英社)など著書多数。猫と熱帯魚を飼っている。

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