【お悩み相談】家計の将来が不安なのに、なぜか働いてくれない妻

お悩み相談は、キャリア、恋愛、仕事と子育ての両立……働く女性の悩みや不安に、人生経験豊富な「お悩みアドバイザー」が回答します。

30代男性です。数年前、私の転勤を機に妻は仕事をやめましたが、いまだに働いてくれないことに悩んでいます。幼稚園に通う子供の教育費に加え、最近組んだ住宅ローンの支払いなどを考えると家計の将来が不安になり、「フルタイムでなくてもいいので、働いてほしい」と、妻にたびたび話しています。
ただ、妻は「引っ越ししたから大変」「子供が体調不良のとき休むのは、どうせ私でしょ」「今はコロナが心配」などの理由を付け、働こうとしません。その一方、子供の習い事を増やしたり、私立小学校の受験をさせたいと言い始めたりと、お金のかかることをしたがります。
彼女は社会的ニーズのある専門職なので、いつでも働き始められると思っているようです。しかし、仕事をやめて数年たちました。最近では、「妻は根本的に働きたくないのではないか」と疑い始めています。
妻には我が家の懐事情を伝えていますし、家事や子育ても私はできるだけ頑張っているつもりです。この状況だと一向に貯金が増えず、将来がとても不安です。どうしたら妻に働いてもらえるでしょうか。アドバイスをお願いします。
(ハンドルネーム:敦)

A: 問題解決を少し先送りにして、長期戦で臨む方がいいかもしれません

まずは敦さんが夫婦で協力して生活していることを賞賛します。「父親なら家事育児やって当たり前」「家のことを手伝うって男が言うのはおかしい」「男女関係ないでしょ」などと考える風潮もありますが、生きる上で“当たり前”や“当然”はないと考えてほしいです。いつどうなるか分からない人生。そう考えると、この世は感謝と思いやりで、いちいち尊いものになるんです。

私には子供がいないので他人様の子育て事情を語るのにはためらいがありますが、どんな生活にも「やって当たり前感」が出るのは寂しいとだけは言えます。

お母さんとしてのお仕事――敦さんが考えるより、奥様には大変なのかもしれません。仕事に行けない不安と仕事をしたくない「今は大変だけど大切」という気持ち、恐らく両方をお持ちのような気がします。

今のような状況だと、奥様が自ら働きに出るタイミングではないし、説得も逆効果になるような気がします。問題解決を少し先送りにして、長期戦で臨む方がいいようなムードを感じるのです。貯蓄の問題や最近の感染症事情から敦さんが焦る気持ちは分かります。しかし、ここは配偶者の片方だけが焦ってもしんどいだけなのかもしれないと、ちょっと落ち着いてみませんか。

私立小学校への進学や習い事などの目標を固めていくのも手かもしれません。子供のために月にどれだけあったらいいのか。具体的な金額を話し合いながらクリアにして、「月○○円」という目標のために働くにはどう動いたらいいかな……と一緒に話し合うと、奥様が抱えているかもしれない、見えないモヤモヤや不安が晴れるような気がします。

生活水準というのは、その都度話し合わないと夫婦だってずれていくものです。「一緒に楽しく生きていきたいから、前向きな話をしよう」と誘ってみてはどうでしょう。

大手小町「お悩み相談」のお悩みアドバイザー・壇蜜さん
壇蜜(だん・みつ)
タレント

 1980年12月生まれ。昭和女子大学卒業後、多くの職業を経験。調理師、日本舞踊師範の免許・資格を持つ。2010年に29歳の新人グラビアアイドルとして注目を集める。映画やテレビなど活躍の場を広げ、「新・壇蜜日記 人妻は嗜好品」(文春e-Books)、「三十路女は分が悪い」(中央公論新社)、「結婚してみることにした。壇蜜ダイアリー2」(文藝春秋)、「はんぶんのユウジと」(文藝春秋)、「壇蜜歳時記」(大和書房)、「死とエロスの旅」(集英社)など著書多数。猫と熱帯魚を飼っている。

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