【お悩み相談】壇蜜、自分の弱さをどう伝えればいいかわかりません

お悩み相談は、キャリア、恋愛、仕事と子育ての両立……働く女性の悩みや不安に、人生経験豊富な「お悩みアドバイザー」が回答します。今回のお悩み相談は特別編です。大手小町のお悩みアドバイザー・壇蜜さんの悩みに、棚橋弘至さんが回答します。

私はどちらかというと、「女性らしい感じ」とか「物腰の柔らかい感じ」は他人に伝わりやすいのですが、自分が不安に思っていることとか、「ちょっとこれをされたら残念だな」って思うとか、ウィークポイントというか、「自分が弱いと思ってます」というところは伝わりにくいようなのです。そこを他人にどう伝えたらいいのか、分かりません。
例えば、本当に苦手なことを伝えても、「またまた~(笑)」って言われます。「本当に苦手なんですよ」と言っても、信じてもらえないことがあります。
 棚橋さんはレスラーとして男として、いわゆる人間の強さ、アスリートとして強さは伝えやすいと思うんです。でも、弱さも持っていらっしゃると思うので、自分の弱さを人に伝えるときには、どういう言葉を使うのでしょうか。
 私も棚橋さんも、タレント、レスラーとして、皆さんの想像の中で動いて、だから「本当はそうじゃない」って言えないじゃないですか。でも、それとなく伝える方法って、何かあるのでしょうか。ご回答いただけたら幸いです。よろしくお願いします。
(タレント・壇蜜)

プロレスラー 棚橋 弘至

A: 「弱さ」は、「応援」や「共感」につながる

壇蜜さん、初めまして。新日本プロレスの棚橋です。相談していただき、光栄でございます。全力で考えました!

壇蜜さんがおっしゃる通り「僕も壇蜜さんも皆さんの想像の中で動いてる」と思います。ファンタジーの中の存在とでも言いましょうか。昔、ファンの方に「棚橋さんって本当に存在するんですね!」と面と向かって言われたことが思い出されます(笑)。タレントさんは、視聴者が持っているイメージを守らなければならないような暗黙のルールがあるように思います。

同じようにプロレスラーも、一般の方には屈強な男たちで、豪快で、ご飯もたくさん食べて、弱音も吐かないイメージがあるのかもしれません。しかし、僕は、そんなプロレスラーのイメージから大きくかけ離れた場所がスタート地点だったので、その縛りには悩まされずに現在に至っています。まぁ、一言で言うとプロレスラーらしくないプロレスラーだったんですね。硬派でなくチャラいし、服装もスタイリッシュだし(自己申告)、お酒も弱いし、負けたときや、けがをしてしまったときは弱音も吐くし……。

今回は「自分の弱さを伝えるときにどういう言葉を使うのでしょうか?」というご相談なのですが、実は考えたことがありませんでした。今回相談をいただいて考えた僕の答えは「思ったことをそのまま言う」なのです。プロレスラーとしての「強さ」は「期待」に表れます。では「弱さ」は? 「弱さ」は、「応援」や「共感」につながるのです。特に壇蜜さんのようなりんとしたイメージの女性が、時折「弱さ」を見せることによって、同じような悩みを抱える方々に勇気を与えることになると思うのです。潜在的に「強くならなきゃ」と思っている女性が多い現在、「弱さもあっていいんだ」という共感ですね。弱さを認めてそれを克服しようとする姿勢が、さらに人としての輝きを増してくれるはずです。

「それとなく伝える方法」ではなくなってしまいましたが、ウィークポイントも含めて自分なんだと分かってもらえれば、さらに活動の範囲が広がると思います。今回、壇蜜さんの「本音」を聞けたことで、ますます応援したい気持ちになりました。この流れですね。これからもご活躍を期待しております!

プロレスラー 棚橋 弘至
棚橋 弘至(たなはし・ひろし)
プロレスラー

 1976年生まれ、岐阜県出身。立命館大学在学時代にレスリングを始め、新日本プロレスの入門テストに合格する。大学卒業後、新日本プロレスに入門。1999年に真壁伸也(現:刀義)戦でデビュー。2006年にIWGPヘビー級王座決定トーナメントで優勝。プロレスラーとして活躍する一方で、バラエティー番組などに多数出演。16年にベストファーザー賞を受賞、18年には映画『パパはわるものチャンピオン』で映画初主演など、プロレス界以外でも活躍している。

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