30代女性です。私には、昨年の冬にプロレス会場で出会ったプロレス友達(20代男性)がいます。赤の他人だった私たちですが、今では一緒に観戦したり、飲みに行って感想を言い合ったりする貴重な友達です。
最近、暑くなってきたせいか、ふと彼の体臭が気になるようになりました。汗の臭いなのか体臭なのかは分かりませんが、時たま感じる臭いがきついのです。運動嫌いなせいか、彼はかなりふくよかで、肉とスナックしか食べない超偏食家です。
プロレス友達としてこれからも仲良くしたい気持ちはあるのですが、やっぱり時々体臭が気になります。
デリケートな問題のため、どのように対処したら良いのか分かりません。何かアドバイスを頂けると嬉しいです。
(ペンネーム・きえちん)
きえちんさんからの相談を読んで、とても悩みました。なぜなら、相談内容に対しての自分の意見が見つからないというか、そもそも意見を持っていなかったからです。
体臭を気にするかどうかは、個人のエチケットの問題です。本人が気にしていなければ、それを理由に対人関係で損をしていようが、きっと、いつまでも無自覚なままでしょう。
そのままにしておくのも一つ
そこで今回は、この相談内容を嫁さんに見てもらいました。「これは、ほっとくしかないね」とバッサリでした。※(ほっとく/そのままにしておく)
しかし、きえちんさんにとって彼は「貴重な友達」だと書かれています。ましてやプロレス友達となると、どうにかしてあげたい!
根本的な解決策はライフスタイルの見直しです。運動嫌いで偏食家で太っているということは、かなり乱れた食生活が推測できます。体形はライフスタイルを映す鏡でもあるからです。
でも、たまに会う友達という距離感では根本的な解決は見込めません。となると、会うときだけでも清潔にしてもらう作戦で行くしかないですね。
気になることを伝えてアドバイス
まず、最初が肝心です。彼に「体臭が気になる」と伝えなければなりません。これを伝えて、少しでも「なんとかしたい」と彼が思うのであればアドバイスをしてあげることができるでしょう。「小まめにTシャツを着替える」「デオドラント製品などを勧める」etc…。
しかし、彼がそういった努力を拒否するのであれば、思いやりがない人と判断されても仕方がないと思います。きえちんさんが「大切な友達」だと思う気持ちと、彼の気持ちの温度差がある場合は、残念ながら友人関係の継続は難しいかと思います。
行動に移すかは彼次第
20代の彼のこの先、長い人生において、体臭の問題はずっと続いていくでしょう。このタイミングで「気づき」を与えてあげることが、きえちんさんがしてあげられる精いっぱいの思いやりです。その思いやりをどう受け止めて、行動に移すかは彼次第ですね。
苦肉の策としては「体臭が気になりにくい冬場だけ会う」というのもありますが…。
繰り返しになりますが、貴重な友達だからこそ言ってあげるのも、一つの思いやりの形だと思います。
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